2017年4月22日土曜日

島根大学公開講座「第13回島根まるごとミュージアム体験ツアー・ローカル鉄道『木次線』で巡る斐伊川流域の地域遺産」を開催しました。

 本日、島根大学公開講座「第13回島根まるごとミュージアム体験ツアー・ローカル鉄道『木次線』で巡る斐伊川流域の地域遺産」を開催しました。
 今回は、木次線に乗って、沿線のミュージアムや街歩きを行いました。コースは、以下の通りです。

9;00 島根大学 発(貸切バス)
10:30 奥出雲たたらと刀剣館
11:10 雲州そろばん伝統産業会館
11:40 横田の宿場町歩き
12:10 横田駅前で蕎麦(昼食)
13:09 出雲横田駅 発(木次線乗車)
14:33 備後落合駅 着
14:41 備後落合駅 発
15:48 出雲横田駅 着
17:20 松江駅・島根大学 着(貸切バス)

 まず、横田では、奥出雲の伝統産業であるたたらや算盤について学び、蕎麦を食べたあと、木次線で備後落合へ。途中、出雲坂根駅では、駅横にある延命水を飲んで、特産品や蕎麦弁当を買いました。その後、列車は日本でも数少ない「3段式スイッチバック」で急峻な坂を登ります。車窓からおろちループ橋が見えると、歓声があがりました。
 天気にも恵まれ、歩き、乗り、食し、学び、リフレッシュにもなった1日でした。

 島根大学ミュージアムでは、身近にある島根県の自然・歴史・文化を再発見してもらえるような、五感で楽しく学べる講座をこれからも企画していきたいと思います。
 ご参加していただいた皆様ありがとうございました。


奥出雲たたらと刀剣館

雲州そろばん伝統産業会館


横田の宿場町を町歩き(手前は大正12年築・横田相愛教会)


出雲横田駅(昭和9年築)

木次線乗車



出雲坂根駅

トロッコ列車おろち号とすれ違い

車窓からの絶景に見入る参加者の皆様
おろちループ橋

数少ない三段式スイッチバック


中国山地のターミナル駅・備後落合駅(新見行きと三次行きが待機中)
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2017年4月9日日曜日

松江キャンパス教育学部前で島根師範学校の門柱を発見

 フェイスブックのフォロワーの方から、松江キャンパス教育学部南の庭の傍らに島根師範学校男子部の正門門柱が置いてあるという貴重な情報をいただきました。

 早速、現地で確認したところ、師範学校の古写真に写った門柱頭部の形状と一致しており、確かに正門でした。

 屋根部分は青みがかった砂岩(森山石?)、柱部分は大根島の島石(玄武岩)で出来ています。

 島根師範学校とは、昭和24年3月まであった島根大学教育学部の前身校です。
 島根師範学校の歴史は古く、明治8年の「小学教員伝習所(島根県・浜田県)」、明治9年の「松江師範学校」「浜田師範学校」,明治17年の「島根県師範学校」、明治19年の「島根県尋常師範学校」,明治30年の「島根県師範学校」などを経て、昭和18年に「島根県女子師範学校」と統合し、国に移管されて設立されました。あの小泉八雲も明治23~24年、この学校で英語を教えています。

 島根師範学校の校舎は、戦後、島根大学教育学部になった後も、昭和37年まで松江市外中原町の戦前の校舎が使用されていました。おそらく、戦後のある時期に門柱が解体された際、当時の誰かが気をきかせて、一部を記念として西川津町の松江キャンパスに運びこんでくれたものと思われます。

 永年、島根大学にいますが、このような目立たない木の茂みに、忘れ去られていたように、こんな貴重な歴史的構造物が置いてあることを、まったく知りませんでした。

 情報を提供していただいた方に感謝いたします。

*なお、発見された方のブログでも、この門柱について紹介されています。
 >「元島根県民のお部屋」
下部は「島石」
鉄製アーチを差し込む穴
島根師範学校の門柱(松江市外中原町)
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