2007年12月22日土曜日

親子体験講座「親子で学ぶ冬休み子供ミュージアム体験教室」開催。

親子体験講座「親子で学ぶ冬休み子供ミュージアム体験教室」
日時 平成191222日(土)
協力 島根大学生物資源科学部
後援 松江市教育委員会
内容 
子供のための科学実験講座
①人工雪をつくってみよう
②きれいな葉脈標本でクリスマスカードをつくろう
科学原理を応用して、身近な素材から作品を制作。完成品は記念に持ち帰り。
参加者は30名以上でした。
親子で熱心に工作していました。理科離れの昨今ですが、少しでも科学に興味をもってくれたら幸いです。

2007年11月30日金曜日

企画展示 「学舎のお宝展~学ぼう!活かそう!伝えよう!島根大学コレクション~」 終了。

終了しました。1800人以上の方々にご見学いただきました。 

◎会期 平成19年11月5日(月)~11月30日(金)
      土日祝日も開館 午前9:00~午後4:30
◎会場 島根大学山陰地域・汽水域資料展示室
      (島根大学総合研究棟1階・汽水域研究センター内)

◎入館無料
島根大学は、明治8年「小学教員伝習所」、大正9年「松江高校」、大正10年「県立益田農林学校」、昭和50年「島根医科大学」などの流れをくむ総合大学である。こうした長い歴史のなかで収集されてきた、様々な標本資料類は、高い学術価値をもつとともに、本学の地域に根ざした教育・研究活動の歴史を視覚的に示す証人でもある。
島根大学ミュージアムでは,平成18年5月17日~平成19年4月28日に新聞紙上で,こうした標本資料類を紹介する「学舎のお宝」と題した記事を連載した。読者の反応は好評で、学生・市民からの問い合わせ・実物見学の要望も多く寄せられた。
本特別展では,明治時代以来,本学が,永年の教育研究活動の過程で収集してきた、これらの標本資料類を一堂に会して学内外の方々に公開し、本学の学問やその伝統に対して理解を深めてもらうことを目的とする。さらには、これを通して、本学や地域の自然・文化に対する誇り・愛着が醸成されることを期待するものである。

主な展示資料
 本学のコレクションは、多様な学問分野にわたるため、大きく以下の9分野に整理して、大テーマとし展示配置する。展示資料は約600点以上。
(1)   動物(明治時代のチョウザメ、絶滅したオキウマニホンアシカウミガメ標本、医学部収集の寄生虫など)
(2)   昆虫(生物資源科学部収集の地域に根ざした世界的昆虫標本)
(3)   植物・藻類(演習林など収集のさく葉標本など)
(4)   化石(中山先生のお名前がつけられた類人猿化石島大生が制作したパレオパラドキシア、出雲の地名がついた化石標本など多数)
(5)   鉱物・岩石(南極の石、総合理工学部収集の鉱物、島大生が発見した鉱物など)
(6)   考古資料(法文学部が発掘した考古資料、キャンパスから出土した土器木器など)
(7)   記録史料(松江城下町絵図<堀尾期>、シーボルトや小泉八雲直筆賞状・書簡大森文庫ほか)
(8)   技術史関連資料(世界のカンナ)
(9)   旧制松江高等学校旧奥谷宿舎(外国人宿舎)に関する資料(当時の写真、公文書ほか)

その他 学生解説員が、展示資料を丁寧に解説いたします。 

遅くまで展示準備におわれる学生・スタッフ(10/31)
内覧会(学長・理事の皆様におこしいただきました。11/2)
熱心に見学するEU諸国の学生(11/5)
見学者でにぎわう展示室(11/7)
「松江城下町絵図<堀尾期>」を見学される松江市長(11/9)
熱心に見学する大社高校生徒の皆さん(11/15)
故中山博士のお名前がつけられた類人猿化石の展示開始(11/19)
見学者1800人超えました(11/29)

2007年11月17日土曜日

第2回島根まるごとミュージアム体験ツアー「古代出雲歴史博物館をめぐる」 開催。

日時 平成191110日(土)、1117日(土) 2
共催 県立古代出雲歴史博物館
内容 
1回:島根大学ミュージアム企画展「学舎のお宝展」を展示担当の専任教員が展示解説。
2回:バスで県立古代出雲歴史博物館を訪ね、展示担当の専門学芸員が展示解説。企画展「弥生王墓誕生」を中心に見学。
受講登録者数は24名。分かりやすい展示解説を聞きながら見学できたということで、大変好評でした。

2007年9月26日水曜日

第2回「国登録文化財・島大旧奥谷宿舎(旧制淞高外国人宿舎)の 保存活用を考えるワークショップ(参加型学習会)」を開催。

■ 趣旨
島根大学では、現在、松江市奥谷町・島根大学旧奥谷宿舎(旧制松江高校外国人宿舎)の保存修復・活用を検討しています。
そのためには、地域市民・大学職員らで宿舎の諸情報,記憶,活用策を共有する必要があると考え、ワークショップ(参加型学習会)を開催しました。
第2回は、戦前,この建物に長らく住まわれた旧制松江高校・フリッツ・カルシュ先生の長女メヒテルトさん(米国在住)への聞き取り調査成果を報告しました。

■ 場所 島根大学(松江キャンパス)教養講義室棟1号館302号室

■ 日時 平成19年9月26日(水) 午後1:00~4:00

■ プログラムと内容

1.「第2回ワークショップ開催にあたって」
高安克己(島根大学副学長・ミュージアム館長) 午後1:00~1:10

2.基調講演
・「メヒテルトさんの語る外国人宿舎と松江の日々」
若松秀俊(東京医科歯科大学教授) 午後1:10~2:40

休息 午後2:40~2:50

3.調査報告
・「メヒテルトさんのインタビュービデオ上映」 解説・高安克己 午後2:50~3:10
・「カルシュ博士のころの外国人宿舎」 相良英輔(島根大学教授 午後3:10~3:40

4.質疑応答・意見交換 午後3:40~4:00
・小泉八雲とカルシュ博士との関係について教えてほしい。
・宿舎の屋根瓦は出雲瓦だったのか?屋根が急勾配だが,瓦が落ちなかったのか?
・宿舎の壁の色など,正確に戦前の状況に復元してほしい。当時の写真に着色して,メヒテルトさんに確認してもらえばどうか。
約140名の市民,教職員,学生のみなさんが集まりました。
情熱的に講演される若松先生。これまで,孤軍奮闘でカルシュ先生の調査をなさってきました。
メヒテルトさんのインタビュービデオを上映しました。日本人と変わらない日本語で,当時の松江での思い出を語っていただきました。

2007年9月6日木曜日

発掘物語2007夏

島根大学ミュージアムでは,総合研究棟の改修工事に伴って,8~9月と発掘調査(第16次調査)を実施しました。

8月8日
今回の調査区も,狭くて深いため,悪戦苦闘しています。連日,猛暑で、作業員さんも大変です。こまめに水分補給をしないといけません。
8月17日
縄文時代の水辺の堆積物や基盤層が検出されました。
8月17日
縄文人が,水辺に捨てた石や縄文土器などが見つかりました!
8月25日
低湿地遺跡のため,湧水の処理が大変です。
水と自分との闘いです。
8月25日
縄文時代の流木などが見つかりました。
9月4日連日の雨で,トレンチのなかもドロドロです。一雨降ると,プール状態になってしまいます。1日が終わると自分の作業着も泥だらけ。

9月5日
縄文時代の土を採取し,持ち帰って分析します。花粉やプランクトンなどが残っているので,当時の環境を知るうえで,貴重な資料になります。
9月5日
調査が終わったトレンチは,埋め戻していきます。早速,次の工事が始まります。


 今回は調査補助員が産休のため,調査員1名での調査となりました。しかし,作業員さんたちは,この暑さのなかで,最後まで頑張ってやりぬいてくれました。業者さんも,お茶や送風機を準備してくれるなど,気を使ってもらいました。
 おかげで,乗り切ることができました。ありがとうございました。

2007年8月23日木曜日

親子でめぐる「夏休み・しまだい探検2007」終了しました。

8月23日,親子でめぐる「夏休み・しまだい探検2007」を開催しました。
絵図など,図書館の貴重資料なども見せていただき,図書館職員に丁寧に解説していただきました。ありがとうございました。

2007年8月5日日曜日

「夏休み・子どもミュージアム体験教室」終了

第1回 ~縄文土器の拓本とり~
1.日時 平成19年8月4日(土) 午前10:00~12:00
2.テーマ 島大から出土した縄文土器の拓本(たくほん)とりをしてもらいました。
作業を通して、縄文土器をよく観察し、文様の種類や文様のつけ方を学びました。
とった拓本は、記念に持ち帰ってもらいました。
第2回 ~化石のクリーニング~
1.日時 平成19年8月5日(日) 午前10:00~12:00
.テーマ
島根県内で見つかった化石を、道具を用いてクリーニングしました。化石の周りの余分な石を取り除く作業を通して、化石にふれあい、化石の種類や時代、当時の環境について学びました。
クリーニングした化石は、記念に持ち帰ってもらいました。家に帰ってから,クリーニングの続きをやっていた子どももいたようです。
大人も子どもも真剣な表情で作業(みのりの小道にて)
 今回の参加型教育プログラムを通して,大昔から残されてきた標本の大切さ,標本にもとづいた研究の重要性を少しでも理解してもらえたなら幸いです。

2007年5月26日土曜日

第1回「国登録文化財・島根大学旧奥谷宿舎(旧制松江高校外国人宿舎)の 保存活用を考えるワークショップ(参加型学習会)」を開催。

 島根大学では、現在、松江市奥谷町・島根大学旧奥谷宿舎(旧制松江高校外国人宿舎)の保存活用策を検討しています。そのためには、宿舎の諸情報を地域市民と共有し、建物や周辺地域についての思い出、記憶、活用策などを自由に意見交換する必要があると考え、第1回のワークショップ(参加型学習会)を開催しました。
当日は、地域市民、島大生・教職員など、約40名の方々がご参加くださり、盛況でした。以下に、その内容についてご紹介します。


■ 場所 城北公民館(松江市北堀町43)
■ 日時 平成19年5月26日(土)午後1:00~3:00
(午前11:00~12:00 希望者のみ旧奥谷宿舎内部の自由見学

■ プログラムと内容
1.「ワークショップ開催にあたって」高安克己(島根大学学術国際担当副学長)

2.基調講演「島根大学旧奥谷宿舎(旧制松江高等学校外国人宿舎)の保存と松江のまちづくり(文化財によるまちづくり)」江面嗣人(岡山理科大学教授)


・文化財は、本物を保存し、さらに創造的に活用してこそ意味がある。
・日本は、どこに行っても同じで没個性の町が多い。地域市民が主体となって文化財を活かし、個性ある、顔が分かる、松江らしい町づくりが大切。
・地域の文化財に「光」をあて、内外の人々に観ていただき伝えることが本来の「観光」である。
江面先生のお話に耳を傾ける参加者の皆さん
スライドをまじえて分かりやすくご講演いただきました。
3.調査報告
○「島根大旧奥谷宿舎(旧制松江高等学校外国人宿舎)の概説」会下和宏(島根大ミュージアム准教授)
・本建築は、大正時代に東京・大阪郊外や軽井沢で流行した三角屋根をもつ木造の洋風建築。松江市内でも数少ない希少な木造洋館である。

○「大阪朝日新聞山陰版にみる旧制松江高校」竹永三男(島根大学法文学部教授)
・1920~1949年『大阪朝日新聞(山陰版・島根版)』の旧制松江高校~島根大学に関する記事をすべて検索・リスト化し、学校の歴史と地域との関わりを概観。
4.参加者による意見交換~出していただいたご意見(要約)

○昔の宿舎の様子について
・南西隅部の浴室は、戦後、昭和30年代半ばに増築。
・屋根は黒瓦、壁の色は、うす青緑だった・・・。
・戦前は、祝日に日本とドイツ・米国の国旗が揚げられていた。
・玄関向かって右側に大きなイチョウの木があった。
○建物活用策のアイデア
・「歩いてめぐる城下町観光」の拠点に。
・町並み散歩の拠点として(北堀・石橋・奥谷町界隈は風情のある佇まいを残している・・・)
・町全体の歴史個性を保存するきっかけにしてほしい。
・レンタサイクルをおく。
・市内の古い建物をめぐる企画など、他の施設との連携をはかってほしい。
・住まいとは、暮らす人との生活と切っても切れないもの。当時の「暮らし」「生活」も含めた(その視点を忘れない)活用の仕方をしてほしい。
・地域の人たちが集えるような場所にしてほしい(サロン的なもの)
・ボランティアガイド(地元の人と島大生が一緒に)をおく。
・ユースホステルのような宿はどうか?
・地元住民・学生・観光客の交流拠点に。
・国際交流・研究の拠点として…各国・民族の写真展示など。在住外国人による母国文化の紹介。
・活用にあたっては、駐車場がほしい。
・大学と市民による共同運営ができないか?
○その他
・今、まさに市内再開発で松江の個性・歴史性が失われつつある・・・。
・地域の人々と松江高校外国人宿舎がどのように触れ合っていたか、聞き取り調査をしてほしい。
・内部の改修にあたっては、畳の間を一部屋くらいは残しておくと活用しやすい。
・建物の前を通るたびに、傷みが進行しているようで気になっていた。内部を見学してみて、やはり人が住まないと傷みが進むと思った。今後、改修して生き生きとした建物に生まれ変わってほしい。
・大変有意義な時間だった。以前から気になる建物だったこともあり、これを機会に勉強したい。
・建物の色は、壁のペンキがはげているところをよく観察すると分かるのでは?
・今後、建物の管理をきちんとしてほしい。

2007年3月30日金曜日

『島根大学コレクション2007』を刊行しました。

このたび,島根大学ミュージアムでは,本学が所蔵する標本類を紹介した『島根大学コレクション2007』を刊行しました。
入手されたい方は,ミュージアム本館展示室に置いてありますので,ご自由にお取りください。

http://museum.shimane-u.ac.jp/shimane_university_collection2007.html

2007年3月29日木曜日

『学び舎の履歴書』を刊行しました。

島根大学松江キャンパス周辺の遺跡や史跡を紹介した『学び舎の履歴書』を刊行しました。
授業などでも活用していく予定です。

http://museum.shimane-u.ac.jp/publication/manabiya_no_rirekisho.pdf

2007年3月24日土曜日

島根大学旧奥谷宿舎の内部見学会を実施。

 平成19年3月24日(土),島根大学旧奥谷宿舎の内部見学会を実施しました。
当日は,あいにくの雨でしたが,2時間で約100人もの方々が見学に来てくださり,関心の高さがうかがえました。
「以前から気になる建物で一度中を見てみたかった・・・」
「中は以外と広い・・・」
「戦前に暮らしておられたシュワルベ先生を知っています・・・」
など,いろいろと感想をいただきました

当時の最先端様式だった三角屋根
雨のなか,順番を待つ方々
2階に続く階段

2007年3月15日木曜日

出雲キャンパスで試掘調査

出雲キャンパスで附属病院新病棟の建設という大規模開発が計画されており,計画地に遺跡がないかを確認する試掘調査を実施しました。

今回は,2か所トレンチをあけて試掘しましたが,近代以前の遺物は出土しませんでした。

このあたりは,神戸川の氾濫原だったようです。しかし,キャンパスのすぐ隣には大規模な遺跡が,あちこちに存在しており,今後とも慎重に調査を進めていきたいと考えています。