2009年8月25日火曜日

島根大学旧奥谷宿舎の修復工事(その4)

 周りの足場が取り除かれ、建物が姿をあらわしていました。 
 玄関に復元された円い柱は、左官職人さんの技術の賜物です。内部の修復なども職人さんたちが頑張って作業しておられました。 
 こういった伝統的な技術をもった職人さんというのは、格好いいものです。



2009年8月17日月曜日

島根大学旧奥谷宿舎の修復工事(その3)

これまで錆びたトタン屋根だったのが、昭和20年代までの瓦葺きに戻されました。
建物の雰囲気が大分、変わってきました。

2009年8月12日水曜日

【島根大学の偉人4】”長崎の鐘”著者・永井隆博士

(1908~1951)

“長崎の鐘”で知られる永井隆博士は、大正14(1925)年、旧制松江高校に入学し、フリッツ・カルシュ先生からドイツ語を教わっています。
永井隆博士(旧制松江高校入学時、大正14年)
当時、カルシュ先生のドイツ語の授業は、前任のウィルヘルム・プラーゲ先生の厳格なやり方とは正反対で、大変温厚なものでした。このため医学部進学を目指す学生のなかには、これでドイツ語の力がつくのだろうか…という批判的な意見をもつ者もありました。
しかし、永井隆は別な考えでこう言ったそうです。
「なる程、プラーゲさんのやり方が続いていたら、我々の会話の力はもっとつくだろう。だがカルシュ先生に教わっていると、ドイツ語教育をとおして、もっと深いものが教えて貰えると思うので、僕はこのままの方がいいと思う。」
この言葉に、クラスメートも納得し、カルシュ先生の授業を認めるようになったそうです。哲学者であるカルシュ先生の授業は、ただドイツ語を教えるだけではなく、それを通して国際的視野にたったモノの見方、考え方を学生たちに植え付けていったのでした。
若き日の永井隆の人格形成にとって、カルシュ先生の及ぼした影響が非常に大きなものであったことが窺えます。

旧制松江高校卒業集合写真(昭和3年)
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2009年8月10日月曜日

第14回ミュージアム市民講座 「山陰の弥生遺跡からみる環日本海交流」を開催。

 8/8日(土)、スティックビルで第14回の市民講座を開催しました。
 これまでの講座では、日本海の成り立ちなど、地質学的な話をしてもらっていましたので、今回は、ミュージアム専任の会下のほうから、日本海を舞台にした弥生時代の人間活動・文化交流についてお話しました。
 
 山陰の弥生時代の遺跡からは、朝鮮半島から舟で運ばれてきた鉄や土器などが見つかっています。また、有名な荒神谷遺跡加茂岩倉遺跡などの銅剣、銅矛、銅鐸などは、中国東北地方や朝鮮半島の青銅器文化の流れをくむものです。このほか、北陸地方のヒスイも見つかっています。
 こうした証拠によって、弥生時代の昔から日本海が文化交流の海であったことを理解することができます。

 今回も皆さん熱心に聴いていただきました。

 この日は、松江キャンパスで「オープンキャンパス」もあり、受験生に展示室の説明なども行いました。

 普及啓発事業、授業、発掘調査、奥谷宿舎修復・・・など、夏休みも忙しい毎日です。




 次回のミュージアム市民講座は、島根大学汽水域研究センター准教授の瀬戸浩二先生に「山陰の化石群からわかる1600万年前〜1200万年前の地球環境変動 −温暖期から寒冷期へ−」というタイトルでお話いただきます。
 
 日時:平成21年9月19日(土) 午後1:00~2:30
 場所:スティックビル5階(501・502号室)

2009年8月7日金曜日

愛媛大学ミュージアムが11月オープン

愛媛大学ミュージアムが11月にオープンするそうです。
>>http://osaka.yomiuri.co.jp/university/topics/20090804-OYO...

以前、愛媛大の学長先生が、島根大ミュージアムにも視察に来られていましたが、愛媛大のほうは、本格的な展示室をもったミュージアムになるようです。
島根大学ミュージアムもまとまった展示室が作れるように、頑張っていきたいと思います。

2009年8月4日火曜日

第14回ミュージアム市民講座「山陰の弥生遺跡からみる環日本海交流」

第14回ミュージアム市民講座「山陰の弥生遺跡からみる環日本海交流」

 今回の講座では、日本海を舞台にした弥生時代の文化交流について解説します。
 
講師:会下和宏(島根大学ミュージアム副館長・准教授)
日時:平成21年8月8日(土) 午後1:00~2:30
場所:スティックビル5階(501・502号室)