フィールド授業で博物館・遺跡見学

本日は,朝8時から夕方6時まで,斐伊川流域の文化をテーマにした一般教養授業(法文学部など開講)の巡見で,博物館や遺跡,史跡の見学をしました。


主なコースは,愛宕山公園・日清戦争紀念碑(出雲市平田町)→青木遺跡出雲弥生の森博物館・西谷墳墓群(出雲市大津町)→たたら製鉄鉄師の田部家土蔵群・鉄の歴史博物館(雲南市吉田町吉田)→重要文化財菅谷たたら・山内生活伝承館でした。


たたら製鉄では,多くの砂鉄や木炭が使われます。そのためには,豊富な砂鉄を含む真砂土や森林資源が必要です。こうした地域文化が自然環境と密接に関連していること,逆にカンナ流しによって出雲平野が広がるなど,相互作用として環境を変えることを,理解したようでした。


学生たちは,県外から島根大学に来ている者も多く,初めて行く場所がほとんどだったようで,熱心に見学していました。実際に現地を見聞することの重要性を学んでくれたと思います。
愛宕山公園・日清戦争紀念碑
出雲弥生の森博物館(学芸員の先生に丁寧なご説明をいただきました。)

菅谷たたら(ガイドの方に熱心なご説明をいただきました。)
山内

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