企画展示「島根師範学校の遺産 ~島根大学に伝え遺されてきた近代の標本たち~」

島根師範学校男子部(松江市外中原町)

会 期:平成23年8月27日(土)~9月19日(月祝)の土日祝日のみ 10:00~17:00

会 場:サテライトミュージアム・島根大学旧奥谷宿舎(松江市奥谷町140)
    *駐車場2台分(付近に第2駐車場数台分あり)

入館料:無料

島根師範学校(島根大学教育学部の前身校)とは,戦前にあった学校教員を養成するための高等教育機関です。そのルーツは,明治8年発足の小学教員伝習所(島根県・浜田県)にまでさかのぼることができます。有名な小泉八雲も,明治23~24年,この学校(この頃は島根県尋常師範学校)で英語を教えていました。
島根大学教育学部や島根大学教育学部附属中学校には,師範学校で教材として使われていた標本が,永年にわたって保管されてきました。
これらの標本のなかには,現在では捕獲不可能な特別天然記念物も含まれています。これらは,学術的に貴重であるばかりでなく,近代学校教育や島根大学の歴史のうえでも重要です。
この展示会では,近代建築・島根大学旧奥谷宿舎を会場にして,近代にさかのぼる,こうした貴重な標本を展示します。

【主な展示資料】
特別天然記念物・ニホンカモシカ
特別天然記念物・ライチョウ
特別天然記念物・アホウドリ
世界遺産小笠原諸島の固有種・オガサワラオオコウモ
ワラビー
ニホンザル
タイマイ
アオウミガメ
・ヒト骨格
・戦前の液浸標本
・その他,様々な戦前の標本類
・師範学校の蔵書,明治中期の理科教科書


お問合せ先:島根大学ミュージアム TEL0852-32-6496

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