発掘調査終了

附属図書館改修工事に伴う発掘調査が終了しました。

今回は、タイトなスケジュールのなかで、暑さと格闘しながらの調査となりました。
【これまでの経過】
2012.7.23
2012.8.2

非常に狭い場所の調査だったため、遺物の出土量は限られましたが、周辺調査のデータを補足追認する成果を得ることができました。

遺物としては、古墳時代の須恵器、縄文時代の石器、木製品などが出土しました。縄文時代、島大キャンパスはちょうど水辺に位置していました。水辺に暮らした縄文人が遺物を残したわけです。
トレンチの写真撮影するために掃除をしている様子
土壌サンプルの採集。土のなかに珪藻、花粉などが残っています。当時の古環境を復元するデータになります。
暑いなか重労働をしていただいた作業員の皆様、業者の方々、本当にありがとうございました。

【参考ページ】
遺跡のなかの島大キャンパス

コメント