2014年2月25日火曜日

本日、入試がありました。

本日は、前期日程の入試がありました。

ミュージアム前でも、真剣な面持ちのたくさんの受験生や保護者の方々を見かけました。ついでに展示室のほうも、多くの方々に見学していただきました。

本日の松江の最高気温は、14℃。このまま、すべての受験生に春が訪れることをお祈りしています。

 
 

2014年2月24日月曜日

平成26年度島根大学ミュージアム市民講座第1ステージ「日本の隣国・中国の歴史・文化を学ぶ」のご案内

平成26年度島根大学ミュージアム市民講座第1ステージ
「日本の隣国・中国の歴史・文化を学ぶ」
(兼:まつえ市民大学連携講座)
 
主催 島根大学ミュージアム
共催 まつえ市民大学

期間 平成26年5月31日(土)~8月23日(土)
時間 13時00分~14時30分
場所 松江スティックビル(松江市白潟本町43番地)松江市市民活動センター

講座の内容
 中国大陸の文明は、4000年以上の永い歴史をもち、そこに興亡した国々は東アジアにおいて様々な面で常に強い影響力を持ち続けてきました。こうした中国の歴史・文化は、隣人である日本人としては知っておかなければならない知識です。
 この講座では、古代から近代までの中国の歴史・文化に関わるいくつかのトピックをあげて解説します。

対 象 市民一般、高校生

その他
・連続の聴講が望ましいですが、1~数回のみのご参加も可能です。
・申込み不要
・講習料 無料
・受講者は、スティックビル駐車場料金が1日(¥200)に割引になります。

I、「の青銅器文化と社会」(第68回)
 講師:会下和宏(島根大学ミュージアム准教授・副館長)
 日時:平成26年5月31日(土) 午後1:00~2:30
 会場:松江スティックビル・松江市市民活動センター 501・502研修室

II、「楊貴妃安禄山-長安から北京へ-」(第69回)
 講師:丸橋充拓(島根大学法文学部准教授)
 日時:平成26年6月7日(土) 午後1:00~2:30
 会場:松江スティックビル・松江市市民活動センター 201・202研修室

III、「代・朱子学の誕生とその関連史跡」(第70回)
 講師:佐々木愛(島根大学法文学部准教授)
 日時:平成26年7月5日(土) 午後1:00~2:30
 会場:松江スティックビル・松江市市民活動センター 201・202研修室

IV、「上海‐松江 増田渉魯迅」(第71回)
 講師:内藤忠和(島根大学法文学部准教授)
 日時:平成26年8月23日(土) 午後1:00~2:30
 会場:松江スティックビル・松江市市民活動センター 201・202研修室

*10月からは、第2ステージ「松江城下町の歴史と近代建築」が始まります。

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2014年2月21日金曜日

林 正久教育学部教授(兼ミュージアム館長)の退職記念最終講義が開催されました。

本日、教育学部にて、林 正久教授退職記念最終講義「風と水と土と~フィールドワークに魅せられて」(林正久先生退職記念事業会主催)が開催されました。

林先生は、永年にわたって島根大学で教育研究にご活躍され、このたび定年退官されます。そして、島根大学学術情報機構ミュージアムの館長も兼務してこられました。(定年間際まで務めていただき、恐縮です。)

先生は、地形学がご専門で、これまでヒマラヤ・南極・カナダなど世界各地でのフィールドワークに携わってこられました。一方で、三瓶山や出雲平野などをフィールドに、地域に根ざした調査研究もされてきました。最終講義では、こうしたグローバルかつローカルな視座から、これまでのご研究の成果をお話されました。

フィールドワークに根ざしたグローカルな視点による研究や教育は、まさに島根大学がこれからも推進していくべき方向性だと思います。

そして、島根大学ミュージアムもグローカルをテーマに今後も活動していきたいと思います。

これまでお世話になり、本当にありがとうございました。退官後もよろしくお願い致します。

2014年2月19日水曜日

林 正久教授退職記念最終講義のご案内【2/21】

島根大学ミュージアムの館長をお努めいただいています林正久・教育学部教授の退職記念最終講義が、下記の通り、開催されます(林正久先生退職記念事業会主催)。島根大学HPから転載させていただきました。


【以下、島根大学HPから転載】
 島根大学教育学部教授の林 正久先生は本年3月末日で定年退職される予定です。
林 正久先生は1971年3月に広島大学文学部をご卒業後,広島大学大学院文学研究科に進学されました。在学中はインド・ベナレスヒンズー大学大学院へ留学も経験され,1974年3月に大学院修士課程を修了されました。そして,同年7月に広島大学助手として採用され,南極地域観測隊員として197411月から1976年3月まで南極において調査・研究に従事されました。
 1976年4月1日より,島根大学助手として採用され,以来38年の永きにわたり教育学部の講師,助教授,教授としてご活躍なさいました。合計3回にわたり南極地域観測隊員に委嘱されたほか,ご専門の地形学を中心に多くの業績を残されています。また,現在も本学学術情報機構ミュージアム館長を兼務されています。このように,林 正久先生は本学に対する貢献度は極めて高く,学会や地域社会においても,多くの功績を残されています。
 そこで,先生のご退職を記念するとともに,長年にわたるご業績を讃えるため,私どもは下記のような最終講義を企画致しました。この講義におきましては林先生の長年にわたる研究成果をご披露頂きますので,できるだけ多くの方々においで頂きたいと考えております。
本最終講義はどなたでもご参加頂けます。また,事前の申し込みは必要ございませんので,当日直接会場にお越し下さい。
 
 
 
  日 時:平成26年2月21日(金) 14001600
  場 所:島根大学教育学部 3階 35番教室
  演 題:「風と水と土と」
  参加費:無料(どなたでもご参加頂けます)
  申込み:不要(当日,直接会場においで下さい)
 
ポスターはこちら→林先生(最終講義)ポスター.pdf(146KBytes)

会場はこちら→林先生(最終講義)会場図.pdf(194KBytes)


<連絡先>
690-8504 松江市西川津町1060 島根大学教育学部共生社会教育講座内
      林 正久先生退職記念事業会  事務局 作野広和
TEL & FAX : 0852-32-6107   E-mail : hsakuno@edu.shimane-u.ac.jp

2014年2月18日火曜日

韓国の大学の先生がご来館

本日は、韓国から高名な大学教授の先生がご来館されました。
山陰の弥生土器や5世紀の須恵器など、興味深くご見学されていました。

2014年2月16日日曜日

第67回島根大学ミュージアム市民講座「山陰の古墳と青銅鏡」【3/8】

 島根大学の考古学・歴史学教員による、好評の古代出雲講座シリーズ、島根大学公開講座「考古学・歴史学からみた先史・古代の出雲 IV」(平成25年度島根大学ミュージアム市民講座第2ステージ)の最終回です。

主催:島根大学ミュージアム

共催:
島根大学法文学部山陰研究センター「『出雲国』成立過程における地域圏の形成と展開にかんする総合的研究」プロジェクト
島根大学戦略的研究「『古代出雲』における王墓の出現と展開に関する総合的研究」プロジェクト
 講師:岩本 崇(島根大学法文学部准教授・島根大学ミュージアム兼任研究員)
日時:平成26年3月8日(土) 13:00~14:30
場所松江スティックビル(松江市白潟本町43番地) 201・202研修室

参加申込み先:島根大学生涯教育推進センターのHPからお申込み下さい。
http://www.ercll.shimane-u.ac.jp/course/open_lecture/25_1/001036.html

*申込みなしでの当日参加も可能です。

その他:
・参加費無料
・受講者は、スティックビル駐車場料金が¥200(1日分)に割引されます。

2014年2月8日土曜日

第6回島根大学ミュージアム特別講座in広島「中国山地の暮らしと文化-たたら-」を開催

 本日午後、広島市中区の広島市まちづくり市民交流プラザにて、第6回島根大学ミュージアム特別講座in広島「中国山地の暮らしと文化-たたら-」を開催しました。この講座は、島根大学が平成26年3月9日(日)に開催する「古代出雲文化フォーラムⅡ」のプレ企画として行っているものです。

 今回の講師は、島津邦弘先生(元中国新聞編集局次長・元比治山大学教授)でした。先生は、30年以上にわたって中国山地の山間部を歩かれて、この地域の風土、暮らし、文化について取材してこられた方です。今回は、中国山地に展開した「たたら」の変遷について概観しながら、当地の人々の営みについてお話いただきました。

 なだらかで女性的な山並みをもつ中国山地は、砂鉄を多く含む風化花崗岩からなっており、比較的雨が多いことから木炭の原料となる樹木がよく育つ環境にあります。こうした風土は、鉄生産にうってつけでした。8世紀の『出雲国風土記』には鉄生産の記事がみえ、20世紀まで脈々と製鉄が行われてきました。

 中国山地を歩くと、例えば島根県邑智郡邑南町の矢上盆地をはじめ、随所に砂鉄採取によって改変された鉄穴流し地形をみることができます。また、赤川や濁川など、鉄穴流しによって汚濁した河川を思わせる名前の川があります。このようにかつて盛んに行われていた「たたら製鉄」のなごりを現在もうかがうことができます。

 また、たたら製鉄は、砂鉄採取・製炭・たたら操業・大鍛冶・輸送などに関わった、多くの労働者が動員される裾野が広い一大産業でした。近世には、多くのたたら経営者が繁栄を謳歌しましたが、幕末・明治にはいると、製鉄が洋式化され、衰退する運命をたどることになります。

 たたら製鉄が衰退して100年以上がたった現在、中国山地の集落は、過疎化によって疲弊し、苦悩しています。これからのこの地域をどのように再生していくのか、簡単に答えは見つかりませんが、その解決は中国地方の将来にとって最も重要な課題であるといえるでしょう。

 
 6回にわたってお送りしてきた島根大学ミュージアム特別講座in広島も今回が最終回でした。毎回、多くの広島の皆様に大変熱心に聴講していただき、まことにありがとうございました。これを機会に、出雲についてより深く関心をもっていただき、島根県の遺跡博物館へもぜひお出かけいただければ幸いです。

 毎月、松江から広島へ通うのは大変でしたが(本日は、広島では珍しい大雪のため、高速道路が通行止めで、片道4時間以上もかかりました・・・)、やりがいのある企画だったと思います。毎回、一緒に準備・運営していただいた島根大学広島オフィスや総務課の皆様には、改めて感謝いたします。
 

2014年2月7日金曜日

「平和学習を通して~学んだこと・伝えたいこと~」開催中

 本日から、島根大学旧奥谷宿舎(サテライトミュージアム)にて、城北小学校6年生児童による「平和学習を通して~学んだこと・伝えたいこと~」を開催しています。

 城北小学校6年生は、1・2学期を通して、平和の大切さについて学んできました。
 修学旅行では広島平和記念資料館を見学したり、被爆体験をされた方からお話をうかがったりしてきました。また、城北地区の戦時中の暮らしを調べるために、聞き取り調査も実施しました。
 これらの活動を通して学んだことをまとめて展示します。ぜひお越しください。

主催:城北公民館 城北小6年部
日時:平成26年2月7日(金)~2月12日(水)
    10:00~17:00 (期間中は休みなし、12日は15:00まで)
場所:島根大学旧奥谷宿舎(サテライトミュージアム) 松江市奥谷町140

お車でお越しの方は城北公民館駐車場をご利用ください。


2014年2月1日土曜日

第66回島根大学ミュージアム市民講座「建物配置・構造からみた出雲国庁の実態」を開催

 本日午後は、松江スティックビルにて第66回島根大学ミュージアム市民講座「建物配置・構造からみた出雲国庁の実態」を開催しました。

 講師は、大橋泰夫島根大学法文学部教授でした。内容は、出雲国庁(古代の出雲国を統治した役所)がいつ頃成立したのか、その構造はどのようなものであったのかというお話でした。

 国府の成立時期をめぐっては、主に2つの学説があります。1つは、8世紀の第2四半期になってからというもので、奈良時代の初めまでは、国府がまだ整備されておらず郡家を仮庁舎としていたとみる説です。2つめは、藤原京に都があった7世紀末から8世紀初頭頃には、すでに国府が郡家とともに設置されていたという大橋教授が提唱されている説です。

 733年成立の『出雲国風土記』には、国庁と意宇郡家の記述がみられますが、読み方によってどちらの解釈も可能でした。一方、出雲国庁跡出土の木簡には、「大原評(おおはらのこおり)」という701年以前に用いられた行政区域名がみられます(701年以降は、「大原郡」と呼称。現在の雲南市の一部に相当)。さらに出雲国庁跡の発掘調査では、7世紀後半の土器なども出土しています。こうした成果から、近年では、後者の説の信ぴょう性が高まってきています。

 また、出雲国庁跡では、7世紀後半にさかのぼる可能性がある、官衙に特徴的な長舎(ちょうしゃ)と呼ばれる細長い建物跡が見つかっています。こういった長舎は、出雲国神門郡庁跡とみられる古志本郷遺跡(島根大学出雲キャンパスの北西側)や出雲国大原郡庁跡とみられる郡垣遺跡からも検出されています。

 これまでは、こういった長舎は、郡庁であって国庁ではないと考えられてきました。しかし、大橋教授は、全国的な事例から、7世紀後半の長舎には、国庁もあるのではという説を提唱されています。出雲国庁で見つかっている長舎は、7世紀後半から始まる初期国庁のもっとも古い事例として位置付けられる可能性があります。

 以上のように出雲国は、古代の律令制度について、考古学的に遺跡から読み解く研究と文献史学的に史料から読み説く研究が進んでいます。今後のさらなる調査研究の進展に期待したいと思います。