2014年8月29日金曜日

10月からのミュージアム市民講座のチラシができました。

10月からの島根大学ミュージアム市民講座(第2ステージ第3ステージ)のチラシができました。これから配布していきます。
ご来場をお待ちしています。

2014年8月23日土曜日

第71回ミュージアム講座「上海‐松江 増田渉と魯迅」を開催しました。

 本日午後、「日本の隣国・中国の歴史・文化を学ぶ」シリーズの最終回である、第71回ミュージアム講座「上海‐松江 増田渉と魯迅」を開催しました。

 今回の講師は、中国文学をご専門にされている内藤忠和先生(島根大学法文学部准教授)でした。
 内容は、松江市鹿島町出身で、島根大学・大阪市立大学・関西大学の中国文学教授をつとめられた、わが国の魯迅研究の第一人者である増田渉先生(1903-1977)と魯迅先生との国際交流についてでした。

 1931年、上海に渡った増田渉は、魯迅の自宅を教室に、毎日マンツーマンで『中国小説史略』などの講義を受けました。 『阿Q正伝』『狂人日記』などの小説が有名な魯迅ですが、中国における古代以来の小説史をまとめた彼の『中国小説史略』は、中国文学を研究するうえで高く評価されている業績です。増田は、魯迅が開拓した中国小説史の分野を外国人としては最も詳しく受け継いだといえます。

 増田は魯迅について、「けっして教訓したり説教したりする、おっかない、遠慮を覚えるような人間としてではない・・・およそ威厳などという押しつけるようなものは毫も感じない、・・・だがとにかく信頼してよっかかる気持ちになれる人」と述べています。

 1931年は満州事変が勃発し、日中関係が緊迫化した時期でした。このような時期に、敵国の若者を自宅に招き、手取り足取り自身の著作について講義するという行為は、簡単にできることではないでしょう。国籍や党派によって人を区別しない、魯迅の人となりが分かります。こうした魯迅の誠実な態度は、彼自身が、仙台医学専門学校(現在の東北大学医学部)に留学していたころ、恩師であった藤野厳九郎先生から分け隔てなく指導してもらったという経験からきているもののようです。

 増田が帰国した後も二人の交流は、文通によって続きました。また、1936年、魯迅が亡くなると、増田は『大魯迅全集』を発行し、生涯を通じて魯迅の人柄と業績を日本に伝えることに心血を注ぎました。また、大学では多くの教え子を育て、日中友好の裾野を広げることに尽力しました。

 なお、増田と魯迅の手紙や魯迅が増田に送った漢詩などの史料は、松江市立鹿島歴史民俗資料館に常設展示されています。


上海に今も残る魯迅の旧居などの写真も見せていただきました。
 「日本の隣国・中国の歴史・文化を学ぶ」シリーズは、今回で終了しました。先生方のお話を拝聴し、中国に限らず、諸外国と付き合っていく際には、その国の歴史や文化を様々な視点から学んだうえで、世論に一面的に流されるのではなく、個人個人が主体性をもって交流していく必要性というものを感じた次第です。
 このシリーズは、毎回多くの方々に聴講いただきました。また、機会があれば企画していきたいと思います。
 講師の先生方、受講者の皆様、どうもありがとうございました。

 10月からは、第2ステージ「松江城下町の歴史と近代建築」が始まります。ご期待ください。
 

2014年8月22日金曜日

【本日の団体客】寧夏大学の学生さんたち

本日は、中国寧夏回族自治区銀川市にある寧夏大学からお越しいただいた学生20名が、キャンパスツアーに参加しました。

寧夏大学には島根大学の国際共同研究所もあり、関係が深い学校です。

来日2日目ということもあって、まだ日本の風景が珍しいようでした。学生さんは皆さん日本語が堪能でした。

次回から、案内担当者のほうも中国語を交えて説明できるように勉強しておきたいと思います。

日本訪問が良い思い出になることをお祈りしています。



ミュージアム本館

山陰地域資料展示室

構内にある菅田丘古墳

2014年8月18日月曜日

第71回ミュージアム講座「上海‐松江 増田渉と魯迅」のご案内【8/23】

 平成26年度島根大学ミュージアム市民講座第1ステージ「日本の隣国・中国の歴史・文化を学ぶ」の最終回です。このシリーズは、わが国の重要な隣国である中国の歴史・文化について理解を深めるための連続講座です。
 今回は、松江市鹿島町出身で島根大学文理学部教授でもあった中国文学者・増田渉と魯迅との海を越えた友情について解説します。
 どなたでも予約申し込みなしでご自由に参加いただけます。お気軽にご来場ください。

主催 島根大学ミュージアム  共催 まつえ市民大学

対象 市民一般、高校生

日時 平成26年8月23日(土) 午後1:00~2:30

会場 松江スティックビル・松江市市民活動センター 201・202研修室

講師 内藤忠和(島根大学法文学部准教授)

その他
・申込み不要
・講習料 無料
・受講者は、スティックビル駐車場料金が1日¥200に割引になります。
 

2014年8月12日火曜日

【本日の団体見学】倉吉西・東・久米・鴨川中学校の皆様

本日は、鳥取県倉吉市から倉吉西・東・久米・鴨川中学校の皆様が団体見学にいらっしゃいました。

遠路、ありがとうございました。

2014年8月8日金曜日

オープンキャンパスが終わりました。

オープンキャンパス2日目が終了しました。

台風11号の接近で、あいにくの雨模様でしたが、本日は法文学部の団体見学もありました。ありがとうございました。

来年は島大に入学してください。

2014年8月7日木曜日

オープンキャンパスが始まりました。

本日は、オープンキャンパス1日目でした。
ミュージアムにもたくさんの高校生や保護者の方々が来館されました。明日もお待ちしております。

2014年8月2日土曜日

夏休み子どもミュージアム体験教室「大昔の島根を知ろう! ~1300-1400万年前の化石を調べよう!~」を開催しました。

本日午前中、夏休み子どもミュージアム体験教室「大昔の島根を知ろう! ~1300-1400万年前の化石を調べよう!~」を開催し、25組50名以上の親子が参加しました。

今回は、県内でも気軽に化石を採取できるスポットである小田海岸(島根県出雲市多伎町)に出かけて、みんなで化石採集をしました。

まず、講師である当館の入月俊明館長 (島根大学大学院総合理工学研究科教授)から、地層の年代やハンマーの使い方、化石の見分け方などの説明がありました。

その後、海岸に落ちている石のなかで化石が含まれているものを探し、銘々で割って、中にある化石を観察しました。参加した子供たちは、1時間半、夢中になって化石探しを堪能しました。発見した化石について、入月館長に鑑定をお願いしたり、真剣なまなざしで観察したりしていました。

採取した化石は、各自で持ち帰り、クリーニングをして箱にいれ、標本にしてもらいます。夏休みの自由研究のひとつにする子供もいるようです。

大自然のなかで、体と頭を使いながら化石について学ぶことができた、夏休みの楽しい1日となりました。

小田海岸についてはこちら(ウェブ版 島根地質百選)≫

小田海岸

礫の中に化石が!

心配そうに見守るお父さん


化石の種類を鑑定中

大自然が教室。遠方は島根半島。

2014年8月1日金曜日

島根大学ミュージアム特別講座 in 大阪(島根大学古代出雲文化フォーラムIII プレ企画)『古代出雲文化へのいざない』受講者募集中!

島根大学ミュージアム特別講座 in 大阪
 (島根大学古代出雲文化フォーラムIII プレ企画)

古代出雲文化へのいざない 

主催:島根大学島根大学ミュージアム島根大学くにびきジオパークプロジェクトセンター・島根大学古代出雲プロジェクトセンター
会場:島根ビルディング 9階会議室 (〒530-0047 大阪市北区西天満3丁目13番18号)
    アクセス≫
料金:無料
定員:各60名(事前申し込み制・申し込み先着順)

  この特別講座では、地質学・考古学の立場から、古代出雲文化の舞台となった出雲・伯耆地域などの成り立ちや近畿をはじめとする他地域との文化交流について、分かりやすく解説します。

◆第1回  平成26年10月18日(土) 午後1:30~3:40
  (開場 午後1:00)
・午後1:30~2:30 「地質学的にみた日本海の形成~隠岐島・島根半島を中心に」
       講師:入月俊明(島根大学総合理工学研究科教授・島根大学ミュージアム館長)
   (休憩 午後2:30~2:40)
・午後2:40~3:40 「黒曜石とサヌカイトの利用からみた先史時代の山陰と近畿・瀬戸内」
       講師:及川 穣(島根大学法文学部准教授)

◆第2回 平成26年12月20日(土) 午後1:30~3:40
  (開場 午後1:00)
・午後1:30~2:30 「古墳時代銅鏡の授受からみた倭王権と出雲・伯耆」
       講師:岩本 崇(島根大学法文学部准教授)
   (休憩 午後2:30~2:40)
・午後2:40~3:40 「横穴式石室にみる古墳時代後期の地域関係~九州・山陰・近畿」
       講師:角田徳幸(島根県教育委員会)

参加申し込み:
ホームページからのお申し込みはこちらから → 参加申込みフォーム
 ・FAXでのお申し込みはこちらから → FAX申し込み用紙をプリントアウトし、必要事項を記入のうえFAXして下さい。
 ★FAX申し込み用紙 (申し込みFAX番号:0852-32-6019)

お問合せ先:島根大学ミュージアム TEL 0852-32-6496