第5回くにびきジオパーク探訪会「黄泉の穴の伝説:猪目の洞窟 岩舟伝説や鉄器文化伝承の地の歴史・地質探訪」に参加

 本日は、島根大学くにびきジオパークプロジェクトセンター主催の第5回くにびきジオパーク探訪会「黄泉の穴の伝説:猪目の洞窟 岩舟伝説や鉄器文化伝承の地の歴史・地質探訪」が開催され、総勢42名の方々とともに、ミュージアム教員も解説員・引率として参加しました。
 コースは、島根半島日本海側にある『出雲国風土記』の「黄泉の穴」で知られる猪目洞窟遺跡とパワースポットとして近年有名になった韓竈神社をめぐるものでした。
 地質学の先生や植物・動物に詳しいインタープリターの方々、地元のコミュニティセンターの館長も参加され、現地でいろいろな専門分野のお話を聞くことができ、学際的な知識を学ぶことができました。天候にも恵まれて良かったと思います。
国史跡・猪目洞窟遺跡

弥生・古墳時代の人骨が発掘されたことから、『出雲国風土記』の「黄泉の穴」と考えられています。


考古学だけでなく、洞窟の地質学的な解説もありました。

パワースポットとして近年有名になった韓竈神社の登り口

巨岩の脇道を登っていきます。

見上げるとスサノオノミコトが乗ったという「帆柱石」があります。

産道のような岩の隙間を通って、お社に行きます。

岩陰のすごい場所に本殿があります。付近には鉱山などもあり、地質学的にも興味深い地域です。

コメント