2014年11月27日木曜日

松江キャンパスの一角で発掘調査中(その2)

 本日は、昨日までの冷たい秋雨からうって変わって、暖かい小春日和になりました。
 発掘調査のほうは、縄文海進の頃の古宍道湾(今の宍道湖)の水辺にたまった泥を掘り下げています。およそ7000~5500年くらい前になります。
 時々、縄文人が漁撈で使った網のオモリや土器片などが見つかります。また、分解されずに残った落ち葉なども出土します。出土した落ち葉は、空気に触れるとみるみるうちに黒くなっていきます。7000年分の時間をいっきに取り戻すかのようです。
 冬の足音が聞こえるこの頃。7000年前の縄文人も水辺に散っていく落ち葉を見ながら、魚を取ったり、ドングリを集めたりして冬支度にいそしんでいたことでしょう。
縄文土器


石のオモリ

分解されずに残った落葉
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2014年11月26日水曜日

インド訪日団の皆様がキャンパスツアーに参加されました。

 本日午後は、インドから訪日されている理数系の教員の皆様が、島根大学のキャンパスツアーに参加されました。

 正門から、総合理工学部、ミュージアム本館、山陰地域資料展示室などを見学して、図書館にバトンタッチしました。

 理数系の先生方なので、特に総合理工学部の展示コーナーで熱心に見学されていました。また、山陰地域資料展示室にあった日本のソロバンの展示にも関心をもっておられました。数学が盛んなインドにも、インド式のソロバンがあるそうです。

 良い日本滞在になることをお祈りしています。

登録文化財の島根大学正門を出発

総合理工学部の展示コーナー



11階から松江の町を展望

奥出雲町の伝統的なソロバン製作道具を見学

2014年11月25日火曜日

平成26年度荒神谷博物館講演会「弥生時代の埋葬」(第112回)

他館のイベントですが、当館の教員が関わっておりますので、このブログでご案内させていただきます。

平成26年度荒神谷博物館講演会「弥生時代の埋葬」(第112回)

日時:平成26年12月13日(土) 午後1:30~3:00
場所:荒神谷博物館 交流学習室
講師:会下和宏(島根大学ミュージアム准教授)
その他:
・参加自由・事前予約不要
・資料代¥300

2014年11月15日土曜日

第73回島根大学ミュージアム市民講座「初代松江警察署庁舎の建築復原について」を開催しました。

 本日午後、第73回島根大学ミュージアム市民講座「初代松江警察署庁舎の建築復原について」を開催しました。

 今回の講座では、建築学をご専門にされている安高尚毅先生(島根大学総合理工学研究科助教)に、松江市の文化財に指定されるはこびとなった初代松江警察署についての建築学的、歴史的価値についてお話をしていただきました。

 老朽化に伴って今年解体された松江市雑賀町の線香製造工場が、じつは、もとの初代松江警察署庁舎だったことが、今回、調査によって判明しました。1880(明治13)年、松江市殿町に建てられた初代松江警察署庁舎は、1885(明治18)年竣工の旧隠岐市庁(現隠岐郷土館)よりも古く、山陰地方に残る最古の近代公共建築物になります。隣接する島根県尋常師範学校(島根大学教育学部の前身校)で英語を教えていた小泉八雲も日常的に目にしていたことでしょう。

 また、現存する警察署のなかで国内最古とされる1883(明治16)年10月竣工の旧本庄警察署(埼玉県・県指定文化財)や、明治17年11月竣工の旧鶴岡警察署庁舎(山形県・国指定重要文化財)よりも古くなる警察署庁舎のようです。建築学的にも明治初期の正統な洋風建築で大変貴重なものです。

 安高先生の見解では、国の重要文化財に指定できる価値をもつとのことでした。

 安高先生の丁寧で分かりやすい解説によって、この建物の価値をよく理解することができました。参加者からは多くの質問がなされるなど、建物に対する関心の高さがうかがえました。現在、建物の部材は、文化財として大切に保存されています。重要文化財級のこの建物が、いずれ再建されて、わが国の貴重な財産として公開・活用されることを切望したいと思います。

【関連ページ】
・松江市のHP≫http://www1.city.matsue.shimane.jp/k-b-k/bunkazai/shishi/colum/buck/colum34.html
・雑賀公民館スタッフブログ≫http://ameblo.jp/saika677/entry-11751086644.html


2014年11月14日金曜日

パレオパラドキシアが帰館しました。

モニュメントミュージアム来待ストーン様にお貸ししていたパレオパラドキシアが、帰館しました。
モニュメントミュージアム来待ストーンの徳岡館長・職員さんや当館・入月館長の研究室の学生さんが総出で、作業にあたられました。
やはり、この資料があると展示室の雰囲気が変わります。存在感を改めて感じます。


パレオパラドキシア

2014年11月13日木曜日

松江キャンパスで発掘調査実施中

現在、松江キャンパス内で第21次発掘調査を実施しています。今日は一段と冷え込みました。
毎度のことですが、硬く、重たく、スコップにひっついて取れない、粘土層と格闘しています。
1日の作業が終わると、ヘトヘトです。

粘土層から、古墳時代の埴輪片が出土しました。

上から層ごとに少しづつ掘り下げていきます。土が固く、なかなかやっかいです。

その2へ≫

【本日の団体客】大田高校・大社高校・隠岐島前高校の生徒さん

本日は、大田高校・大社高校・隠岐島前高校の生徒さん約75名が、大学訪問でミュージアムを見学されました。
隠岐島前高校の生徒さんは、オキウマ、ニホンアシカなど、隠岐に関わりのある標本を興味深く見学してくれました。


2014年11月11日火曜日

松江キャンパスの紅葉2014

日中は天気が良く暖かいですが、朝晩冷え込んできて、秋が深まってきたこの頃です。
松江キャンパスも紅葉が見ごろです。
昨年の紅葉はこちら(2013.11.1)
一昨年の紅葉はこちら(2012.11.8)

霧に包まれた朝のキャンパス
イチョウ
ナンキンハゼ
イチョウ
ケヤキ

ケヤキ
イロハモミジ
ポプラ
ケヤキ

2014年11月10日月曜日

第74回島根大学ミュージアム市民講座「弥生時代の玉・鉄の流通」のご案内

 平成26年度島根大学ミュージアム市民講座第3ステージ「出雲における文化交流の歴史」の初回です。
 今回は、弥生時代の玉と鉄の流通から、出雲と各地との文化交流をみていきます。

日 時:平成26年12月6日(土) 13:00~14:30
講 師:会下和宏(島根大学ミュージアム准教授・副館長)

会 場:松江スティックビル(松江市白潟本町43番地) 松江市市民活動センター 201・202研修室
参加費:無料
主 催:島根大学ミュージアム・島根大学古代出雲プロジェクトセンター
共 催:まつえ市民大学
対 象:市民一般、高校生
その他:
・申込み不要
・受講者は、スティックビル駐車場料金が1日¥200に割引になります。


 

2014年11月5日水曜日

松江町歩きマップ『松江温故知新~いにしえのまちめぐり』を再発行しました。

 松江町歩きマップ『松江温故知新~いにしえのまちめぐり』の改訂版を発行しました。
 5年ほど前に発行していたものですが、時間がたって消滅した建物もあるので、少し改変しています。
 松江城下町内にある社寺や近代建築など、見どころを網羅的に掲載しています。また、江戸時代から残っているスポットは、城下町絵図にもマッピングしています。

 表紙は、島大職員OBの陶山広之さんの切り絵を使わせいただいております。
 橋北版、橋南版があり、授業で活用したり、ミュージアム本館、島根大学旧奥谷宿舎(サテライトミュージアム)、観光施設などで配布する予定です。
 この地図を片手に、秋の松江城下町を散策されてはいかがでしょうか。

2014年11月4日火曜日

【本日の団体客】飯南高校、島根中央高校、平田高校、鈴峯女子高校の皆様

本日は、飯南高校、島根中央高校、平田高校、鈴峯女子高校の皆様約70名が、大学訪問の一環でご来館されました。

2014年11月1日土曜日

博物館実習事前指導(総合理工学部学生)を開講

 本日は、冬休みに行う博物館実習にの事前指導を開講しました。

 総合理工学部の学生は、例年通り、モニュメントミュージアム来待ストーン奥出雲多根自然博物館とで実習をさせていただきます。

 学生たちも何かと忙しいようですが、授業の合い間をぬって、実習を受講することになります。実習のご指導をいただく博物館の先生には、何かとご負担をおかけしますが、どうぞよろしくお願い致します。