2015年2月28日土曜日

絵画展「良子の世界~笑顔がいっぱい~ II」開催中

本日から、松江市奥谷町の島根大学旧奥谷宿舎(サテライトミュージアム)にて、絵画展「良子の世界~笑顔がいっぱい~ II」が開催されています。
100人近い方々がご来館されています。
早春の松江で絵画を鑑賞されてはいかがでしょうか。明日までです。

2015年2月25日水曜日

入試がありました。




 
本日は、前期日程の入試がありました。

ミュージアム本館前でも、たくさんの受験生や保護者の方々を見かけました。

本日の松江の最高気温は、12℃。このまま、すべての受験生に春が訪れることをお祈りしています。

2015年2月21日土曜日

第76回島根大学ミュージアム市民講座「中世出雲に見るもうひとつの出雲神話-日本海からインドへ-」を開催しました。

本日午後、第76回島根大学ミュージアム市民講座「中世出雲に見るもうひとつの出雲神話-日本海からインドへ-」を開催しました。

今回の講師は、出雲弥生の森博物館専門研究員の高橋周先生でした。

出雲神話というと、『出雲国風土記』や『古事記』に掲載された古代の神話を思い浮かべる方が多いと思います。特に『出雲国風土記』に記載された、いわゆる「国引き神話」は、ヤツカミズオミツヌノミコトが、島根半島を新羅や越などから引っ張ってきたという壮大な国土創造神話として有名です。

しかし、驚くことに、時代が下った鎌倉時代や室町時代の出雲には、もう一つの「国引き神話」が伝承されていたのです。それは、インドの霊鷲山(りょうじゅせん)が欠けて漂流していたところを、スサノヲノミコトが、島根半島まで引き寄せ、つなぎ止めたという内容です。杵築大社(出雲大社)出雲市鰐淵寺の古文書には、こうした仏教色の強い説話が残されています。

霊鷲山が飛来してくる仏教説話は各地でみられるようですが、漂流しているものを引いてくる話は、出雲独特のようです。古代の「国引き神話」が、中世に変容して、こうした内容になったのかもしれませんが、はっきりとしたことは分かりません。

中世において、杵築大社では、オオクニヌシノミコトではなく、スサノヲノミコトが祀られていました。また、神仏習合が進んだこの時期、杵築大社と不即不離の関係にあった鰐淵寺が、大社の仏教祭祀をになっていました。しかし、江戸時代になると、杵築大社では神仏分離がなされ、再び、もとの祭神であるオオクニヌシノミコトへと回帰します。スサノヲノミコトは排除された訳です。

現在、鰐淵寺根本堂の横にある摩多羅神宮には、スサノヲと同体とみられる摩多羅神が祀られています。霊鷲山を引いてきたとされ、杵築大社から排除されたスサノヲは、現在は鰐淵寺に納まっていたのでした。

古代から中世、近世、そして現代へとつながる出雲神話の変容や回帰について、時代ごとに整理され、とても分かりやすい講座でした。興味深い話をありがとうございました。

次回は、3/14(土)、「『出雲国風土記』と遺跡にみる古代出雲の広域交流」です。引き続き、ご期待ください。

2015年2月19日木曜日

ミュージアム本館展示室で、WiFiが入るようになりました。

本日、ミュージアム本館展示室で、WiFiが入るようにしていただきました。
島根大学のネットワークに入ることができる学生は、展示室でインターネットが無料で利用できます。
今後、展示解説もスマホで見られるようにしていきたいと思います。

2015年2月18日水曜日

ミュージアム本館展示室にスポットライトを設置しました。

 
ミュージアム本館展示室の天井にスポットライトを設置してもらいました。随分、雰囲気が変わりました。
近年、博物館界では、展示の演出においてライティングが重要視されています。
学生の博物館実習のなかでおこなうライティングによる演出作業にも活用したいと思います。



2015年2月6日金曜日

平成27年度島根大学ミュージアム市民講座第1ステージ「山と川をめぐる自然史と文化史」(兼:まつえ市民大学連携講座)のご案内

平成27年度島根大学ミュージアム市民講座第1ステージ
「山と川をめぐる自然史と文化史」
(兼:まつえ市民大学連携講座)

 山や川は、大自然の営みによって形成され、雄大な景観を生み出してきました。そして人間は、こうした山・川とともに暮らし、特別な思いも抱いてきました。この講座では、島根や世界の山や川に関わる自然史・文化史について、いくつかのトピックをあげて解説していきます。

   201202研修室
対象 市民一般、高校生
その他 
 ・連続の聴講が望ましいですが、1~数回のみのご参加も可能です。
 ・参加費無料
 ・申込み不要
 ・受講者は、スティックビル駐車場料金が1日¥200に割引になります。


 講師:中村唯史(三瓶自然館学芸員・島根大学嘱託講師)
 日時:平成27530日(土) 13001430

 講師:酒井哲弥(島根大学総合理工学研究科准教授・島根大学ミュージアム兼任研究員)
 日時:平成27627日(土) 13001430

 講師:西尾克己(大田市教育委員会(石見銀山世界遺産センター))
 日時:平成2774日(土) 13001430

■「山・川と古代人の信仰」(第81回)
 講師:会下和宏(島根大学ミュージアム副館長・准教授)
 日時:平成27829日(土) 13001430

2015年2月5日木曜日

第76回ミュージアム講座「中世出雲に見るもうひとつの出雲神話-日本海からインドへ-」(兼:まつえ市民大学連携講座)のご案内【2/21】

 平成26年度島根大学ミュージアム市民講座第3ステージ「出雲における文化交流の歴史」の第3弾です。
 このシリーズでは、先史から中世にかけての出雲地域と他地域との文化交流をテーマに、様々な話題をリレー講義します。古代の『出雲国風土記』には、ヤツカミズオミツヌノミコトが島根半島を引き寄せたという、有名な「国引き神話」が記述されています。ところが、時代が下った中世の出雲大社では、釈迦が悟りを開いたとされる霊鷲山(りょうじゅせん)の一部を、スサノヲが東シナ海から引き寄せたという、新たな「国引き神話」が創出されていました。今回は、インドまで視野にいれた壮大な中世神話の話です。
 どなたでも予約申し込みなしで自由にご参加いただけます。お気軽にご来場ください。

主 催:島根大学ミュージアム・島根大学古代出雲プロジェクトセンター
共 催:まつえ市民大学
対 象:市民一般・高校生
講 師:髙橋 周(出雲弥生の森博物館専門研究員)
日 時:平成27年2月21日(土) 13:00~14:30
場 所:松江スティックビル(松江市白潟本町43番地) 201・202研修室
その他:
 ・申込み不要
 ・受講者は、スティックビル駐車場料金が1日¥200に割引になります。

2015年2月4日水曜日

ミュージアム誘導案内板を設置

本日、松江キャンパスのメインストリート沿いにミュージアムの誘導案内板を設置しました。
ご来館お待ちしております。

2015年2月3日火曜日

島根大学ミュージアム企画展「島根師範学校の遺産Ⅱ~島根大学教育学部附属幼稚園に伝え遺されてきた近代の教材~」のご案内

会期:平成27年3月7日(土)~ 5月10日(日)の土日祝日(平日は休館)
    10:00~17:00
会場:サテライトミュージアム 島根大学旧奥谷宿舎(松江市奥谷町140)

    *駐車場2台分あり  アクセス≫
入館料:無料
お問合せ先:島根大学ミュージアム TEL0852-32-6496

島根師範学校(島根大学教育学部の前身校)とは,戦前にあった学校教員を養成するための高等教育機関です。そのルーツは,明治8年発足の小学教員伝習所(島根県・浜田県)にまでさかのぼることができます。有名な小泉八雲も,明治2324年,この学校(この頃は島根県尋常師範学校)で英語を教えていました。
島根大学教育学部附属幼稚園には,この師範学校に附属する幼稚園・小学校で使われていた教材や教科書が,永年にわたって大切に保管されてきました。これらは,学術的に貴重であるばかりでなく,近代学校教育や島根大学の歴史を知るうえでも大変重要な資料です。
この展示会では,大正時代の近代建築・島根大学旧奥谷宿舎(旧制松江高等学校外国人宿舎)を会場にして,近代にさかのぼる,こうした貴重な資料を展示します。

【主な展示資料】
師範学校附属幼稚園・小学校で使用されていた明治から昭和初期の様々な教具・教科書・絵本・石盤など。
*教具は、「モンテッソーリの教具」「フレーベルの恩物」と呼ばれる、19世紀から20世紀初頭にかけて開発された幼児向け教具で、歴史的に大変貴重な価値をもっています。アンネ・フランクやピーター・ドラッカー、英国王室のウィリアム王子らもモンテッソーリ教育を受けたといわれています。
明治20年の「修身」の教科書。サルカニ合戦、舌きり雀などの話がイラストで掲載されている。

昭和初期の絵本

フレーベルの恩物(直方体と三角形の積木)

モンテッソーリの教具