2017年7月29日土曜日

夏休み・子どもミュージアム体験教室「回転の不思議と仕組みを体験しよう!」を開催しました。

 本日、夏休み・子どもミュージアム体験教室「回転の不思議と仕組みを体験しよう!」を開催しました。

 今回は、島根大学大学院総合理工学研究科 機械・電気電子工学領域の田村晋司先生が講師を務められ、「回転運動」の仕組みについて実験を通して学んだうえで、「ボールベアリング」という回転軸の部品を使って「ハンドスピナー」というおもちゃを実際に製作しました。

 まず、水が入ったプラスチックのボトルとタオルが入った同じボトルを傾斜上で転がす実験を行いました。2つのボトルは同じ重さにしてあるにもかかわらず、なぜか水が入ったボトルのほうが早く下へ転がっていきます。これは、水のボトルのほうは、中の水が回転しないのに対して、タオルのボトルのほうは全体が回転するために、それだけ余計な運動が加わるためのようです。

 次に、自転車がなぜ曲がれるのかという実験をしました。自転車のタイヤの軸を両手で持って回転させ、タイヤを傾けると、傾けたほうに横の力が加わることが体感できました。自転車が曲がれるのは、ハンドルを横にきっているからではなく、身体やタイヤを傾けることで曲がろうとする力が加わるからのようです。

 最後に、自動車など、回転する軸部分に多用されている「ボールベアリング」という部品を使って、今アメリカで流行している「ハンドスピナー」というおもちゃの製作を行いました。ボールベアリングは、回転軸のなかに数個の球が入っているもので、工業製品には欠かせない重要な部品です。
 子供たちは、保護者の方と協力して、ニッパーなどを使って、熱心にハンドスピナーを組み立てていました。

 今回の教室を通じて、身の回りにある回転運動について、その原理を体感してもらい、実際に自分でもおもちゃを製作することで、回転運動を利用した部品の重要性を学んでもらうことができました。
 子供も大人も勉強になり、かつ楽しめた、非常に内容のこい教室となりました。
回転の不思議について考える実験の様子

自転車がなぜ曲がるのかを考える実験の様子

ハンドスピナー

親子でハンドスピナーを製作中

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