2017年12月28日木曜日

仕事納めのご挨拶

 本日は島根大学ミュージアム本館の今年最後の開館日でした。
平成29(2017)年も、あっという間の1年でした。皆様に支えられ、様々なミュージアム活動を行うことができました。まことにありがとうございました。
 新年は、1月4日(木)から開館いたします。
 来年も島根大学ミュージアムを何卒よろしくお願いいたします。

 良いお年をお迎えくださいませ。
戦前に島根師範学校で教材として使用されていたライチョウ標本

2017年12月27日水曜日

年末年始の休館のお知らせ

年末年始の開館・閉館は下記の通りです。よろしくお願い致します。

【島根大学ミュージアム本館】
平成29年12月29日(金)~平成30年 1月 3日(水) 休館
平成30年 1月 4日(木)~ 通常通り平日開館

【島根大学旧奥谷宿舎(島根大学サテライトミュージアム)】
平成29年12月30日(土) 休館
平成29年12月31日(日) 休館
平成30年 1月 6日(土)~ 通常通り土日祝日開館

ジオパークのミニ展示

島根半島・宍道湖中海ジオパークが日本ジオパークに登録されることが決まりました。おめでとうございます。
現在、島根大学ミュージアム本館では、ジオパークに関連するミニ展示を行っています。





2017年12月25日月曜日

写真展「まちねこ美術館 in 松江 2018春 私的猫 ~ワタシニトッテノネコ~」【2/24-4/22】

写真展
「まちねこ美術館 in 松江 2018春 私的猫 ~ワタシニトッテノネコ~」


https://www.facebook.com/machnekophoto/
松江で開催されるマチネコの写真展第2弾です。

今回は18名の写真家の皆様の最新作が展示されます。
まちで懸命に生きるネコたちをネコ目線でとらえた作品をご鑑賞ください。


主催:まちねこ美術館

会期:2018.2.24(SUT)-4.22(SUN) 土日祝日のみ 10:00-17:00
会場:島根大学旧奥谷宿舎(島根大学サテライトミュージアム) 松江市奥谷町140

※入館無料
※駐車場2台分あり
展示の様子はこちら≫

2017年12月22日金曜日

教養授業「島大ミュージアム学」で大学ミュージアムを見学

 今年最後の教養授業「島大ミュージアム学」では、学生たちに大学ミュージアムを見学してもらい、ワークシートに取り組んでもらいました。

 これまでの授業で解説してきた資料について、実際に実物を観察してもらくことができました。学生たちは、非常に熱心に展示見学をしていたように思います。

 実物資料をじっくり観察し、知的好奇心や感性を磨いていく、博物館見学の面白さを理解してもらえたのではないかと思います。

2017年12月18日月曜日

チェンマイ大学訪日団の皆様がキャンパスツアーに参加

 本日は、タイ・チェンマイ大学の訪日団の皆様がキャンパスツアーに参加されました。
 寒いなかでしたが、40分ほど、キャンパスのご案内にお付き合いいただきました。
 また、島根大学の学生が流暢な通訳をしてくれたおかげで、詳しく解説することができました。ありがとうございました。



2017年12月16日土曜日

第99回島根大学ミュージアム市民講座「隠岐産黒曜石の化学分析-石器の原産地推定方法の確立-」を開催

 本日は、第99回講座「隠岐産黒曜石の化学分析-石器の原産地推定方法の確立-」(まつえ市民大学連携講座)を開催しました。本日の講座は、今回から4回にわたって行う「隠岐学Ⅰ~先史時代から古代までの隠岐文化を学ぶ」シリーズの初回になります。
 講師は、岩石学・鉱物学などがご専門の亀井淳志先生(島根大学大学院総合理工学研究科教授)でした。
 本日は、黒曜石を化学分析することで、その資料がどこから産出したものかを推定するという研究について解説していただきました。
 まず黒曜石が火山活動によって生成された岩石であるということ、そして火山活動の仕組みについて解説がありました。
 次に、火山によって、生成される黒曜石の元素組成に違いがあることなどの説明がなされました。したがって、各地の黒曜石の元素組成を分析することによって、その資料の産出地が推定できるわけです。
 現在、黒曜石に含まれる4つの元素の比率を分析することで、隠岐島や九州の数か所の産出地の判別ができるところまできているそうです。
 今後は、分析資料を増やしたり、資料を破壊せずに分析する方法を確立させたりするなどの課題があるとのことでした。将来的に、各地の遺跡から見つかる黒曜石の石器素材が、どこで産出し、遺跡まで運ばれたのかが分かるようになることが期待されています。


特別講座 in 広島 Part3「『出雲国風土記』とホムチワケ伝承」を開催しました。

 本日、広島市まちづくり市民交流プラザにて、特別講座 in 広島 Part3「続・古代出雲文化へのいざない」(第1回)を開催しました。
 講師は、来年3月開催予定の「古代出雲文化フォーラムVI」に登壇される予定の平石充先生(島根県古代文化センター専門研究員)が務められ、「『出雲国風土記』とホムチワケ伝承」と題して講演されました。
 まず、奈良時代に編纂された『出雲国風土記』とはどのような書物なのか?、またこのなかに記述されている「国引き神話」とはどのような内容なのかについて解説されました。
 「国引き神話」のなかには、越の国(北陸)から、土地を引っ張ってきたという記述があり、出雲と越との関係の深さを示唆しています。考古学的にも、奈良時代の神門郡古志郷にあたる出雲市西部の横穴墓と石川県珠洲市にある横穴墓との形態の類似性などがうかがえるそうで、奈良時代以前から交流があったことが推定されています。
 次に、ホムチワケ伝承についての解説がありました。伝承は以下のような内容です。垂仁天皇の子とされているホムチワケは、成長しても言葉を話さないことから、「出雲の大神」の祟りであると考えられました。ホムチワケ自らが出雲に赴いたところ、肥河(斐伊川)のところで言葉を発し、その後、出雲でヒナガヒメと婚姻するが、姫がヘビだったことが分かり、都まで逃走したというものです。こうしたホムチワケ伝承に類似する内容は、『出雲国風土記』では、アヂスキタカヒコの伝承にみられるそうです。
 今回は、会場が満席となる90名もの広島の皆様に受講いただくことができました。どうもありがとうございました。


2017年12月15日金曜日

教養授業「島大ミュージアム学」で中村唯史先生がご登壇

 本日の教養授業「島大ミュージアム学」では、三瓶自然館の中村唯史先生がご登壇され、「石見銀山遺跡の保全活用への民間参画」というテーマで講義をされました。
 石見銀山が世界遺産に登録されて10周年になります。この石見銀山は、実際にそこに暮らしておられる住民の方々のご理解とご協力があってこそ、町並みの景観が保全され、世界遺産として認められました。
 また、遺跡を保全し活用していくためには、たゆまない草刈りや清掃活動、解説活動などが必要になってきます。石見銀山では、民間企業の寄付金や行政によるファンドによって、こうした活動がバックアップされています。
 そういった実践活動の大変さについても解説していただきました。世界遺産といっても、ユネスコから何か援助があるわけではなく、実際には地元社会が知恵と労力を出して、その保全・活用をはかっているわけです。そういったことを持続的にまわしていかれていることは大変なことだと思います。
 しかし、そのおかげで、素晴らしい地元の歴史的景観が守られ、しっかりと次世代に伝えていくことができることを学ばせていただきました。

2017年12月14日木曜日

第100回島根大学ミュージアム市民講座「隠岐諸島黒曜石原産地の開発・利用からみたアジア新人文化の起源と展開」(まつえ市民大学連携講座)【1/6】

 記念すべき第100回目の島根大学ミュージアム市民講座です。

 平成29年度島根大学ミュージアム市民講座第2ステージ「隠岐学I~先史時代から古代までの隠岐文化を学ぶ」(まつえ市民大学連携講座) の第2弾です。
 島根半島の北方約80kmにある隠岐島では、旧石器時代から弥生時代の山陰で石器として使用されていた隠岐島産黒曜石が取れました。今回は、最近大きな発見があり話題になっている黒曜石の原産地遺跡について、最新の調査研究成果が解説されます。
 どなたでもご予約なしで聴講できます。多くの方々のご参加をお待ちしております。

主催:島根大学ミュージアム・島根大学古代出雲プロジェクトセンター
共催:まつえ市民大学
対象:市民一般・高校生
講師:及川 穣(島根大学法文学部准教授)
日時:2018年1月6日(土) 13:00~14:30
場所:松江スティックビル(松江市白潟本町43番地) 
   松江市市民活動センター 201・202研修室
その他:
・参加費無料
・申込み不要
・受講者は、スティックビル駐車場料金が1日¥200に割引になります。

12/14は忠臣蔵の日

 本日は、忠臣蔵の日です。1702(元禄15)年、赤穂浪士47人は吉良邸に討ち入りし、主君の仇討ちを成し遂げました。
 この事件を題材にした歌舞伎『仮名手本忠臣蔵』では、『太平記』のストーリーにアレンジされ、浅野内匠頭長矩が、塩冶判官高貞に置き換えられています。
 塩冶判官高貞の館は、島根大学出雲キャンパスの周辺にあったといわれています。また、キャンパス北隣の神門寺には,高貞のものといわれる墓があります。

12/14は南極の日

 1911(明治44)年の12月14日、ノルウェーの探検家・アムンゼンと4人の隊員が人類で初めて南極点に到達しました。そこで、本日は「南極の日」とされています。
 ミュージアム本館では、林前館長が昔、収集された南極の石が展示されています。
 ご見学ください。

2017年12月5日火曜日

第99回島根大学ミュージアム市民講座「隠岐産黒曜石の化学分析-石器の原産地推定方法の確立-」(まつえ市民大学連携講座)

 平成29年度島根大学ミュージアム市民講座第2ステージ「隠岐学I~先史時代から古代までの隠岐文化を学ぶ」(まつえ市民大学連携講座) の初回です。
 島根半島の北方約40~80kmにある隠岐諸島は、先史時代から独特の歴史・文化を育んできました。今回は、旧石器時代から弥生時代の山陰で石器として使用されていた隠岐島産黒曜石をもとに、最新の理化学的分析を行った成果について解説いたします。
 どなたでもご予約なしで聴講できます。多くの方々のご参加をお待ちしております。

主催:島根大学ミュージアム・島根大学古代出雲プロジェクトセンター
共催:まつえ市民大学 対象:市民一般、高校生
講師:亀井淳志(島根大学大学院総合理工学研究科教授)
日時:2017年12月16日(土) 13:00~14:30
場所:松江スティックビル(松江市白潟本町43番地) 
   松江市市民活動センター 201・202研修室
その他:
・参加費無料
・申込み不要
・受講者は、スティックビル駐車場料金が1日¥200に割引になります。

2017年12月1日金曜日

教養授業「島大ミュージアム学」で角田徳幸先生がご登壇

 本日の教養授業「島大ミュージアム学」では、山陰たたら研究の権威である県立古代出雲歴史博物館の角田徳幸先生にご出講いただきました。
 「山陰のたたら製鉄」というテーマで、たたら製鉄の基本的な内容や石見・出雲・伯耆ごとに地域性があることなどを解説していただきました。山陰の歴史のなかで、たたらについての知識は欠かせないものです。初めて知るたたらの世界に学生たちも興味津々の様子で聴講していました。
 お忙しいなか、貴重なお話をいただき、まことにありがとうございました。